「バラバラな経験」が武器になる ―生成AI時代の複業戦略―

生成AIの登場をきっかけに、9年のフリーランスから組織参加へ。地方在住ライターが選んだ複業という挑戦。バラバラだった経験を強みに変える、新しい働き方のヒントをお届けします。
のりー 2025.02.22
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のりーです。2月も終わりに近づき、日差しに少しずつ春の気配を感じる季節となってきました。まだまだ寒い日が続きますが、この時期だからこそ、新しい働き方への準備を始めるのに最適な時期かもしれません。

今回はフリーランスから組織参加へ、そして複業という新たな挑戦を始めた私の経験をお伝えします。なぜ組織参加を選んだのか、複業によるメリットは何か。春までの準備期間を使って、自分らしい働き方を探るヒントになれば幸いです。

✨️春に向けて、新しい働き方の準備を始めよう

約9年のフリーランス生活を経て、今年1月から私は組織に戻る選択をしました。きっかけは2022年11月に登場したChatGPTです。

生成AIの急速な進化により、文字起こしや音源からの記事作成といった、これまで確実にあった仕事は、次々と変化していきました。

今の延長線上で、この先の30年を、やっていけるのか

この問いは、新たな可能性を探るきっかけになりました。フリーランスの仕事は過去の経歴や実績に基づいて依頼されることが多く、新しい分野への挑戦機会は限られているからです。

私の経歴は、半導体特許の翻訳、役員秘書、国家公務員、保険の法人営業と多岐にわたります。フリーランスになってからは、ライター業の傍ら、夫の営む柑橘農園の加工品製造やEC販売にも携わってきました。

多様な経験は、時として「何が得意なのかわかりにくい」という評価につながります。特にフルリモートの仕事では、実績がより重視される傾向にあります。

私の場合、「この人はこの分野に強い」と一目でわかる実績がないため、直接会って話をする機会があった方が、自分の経験や考えを伝えやすく、仕事につながりやすいと感じていました。しかし、私は地方に住んでいるにも関わらず、地元のつながりがほとんどありません。それは、無視できない課題でした。

将来を見据えたとき、必要なのは「新しい分野での経歴・実績作り」でした。変化の激しい時代に、自分の可能性を広げるには、新たな一歩を踏み出す必要があると感じたのです。

キャリアの転換点で考えたこと

選択肢は2つありました。個人で新規事業を立ち上げるか、組織で新しい経験を積むか。

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  • 💪リデザインのためのアクション
  • 🎯次回予告

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