好きなことなんかなくていい。嫌いなことから見つかる天職
何年か前から「好きなことを仕事にする」がある種のトレンドになっています。
3食のメシより好きなことがある人、好きなことを仕事にできる人はすばらしいですよね。
それとともに「好きなことがみつからない」「やりたいことがわからない」と焦りを感じる人も増えているようです。
でも、好きなことがないのはおかしいのでしょうか?
私は必ずしもそうは思いません。
なぜなら私自身、どうすれば嫌なことをせずに済むか?を考えてきたからです。
今週は、嫌いなことリストから見つける自分に合った仕事、というテーマで書いてみようと思います。
まずは自分にとっての幸せを定義する
先週、ニュースレターの読者の方とお話する機会がありました。
いろいろな方とお話していて感じたのは「好きなことが見つからない」「やりたいことがわからない」悩みを抱えている方が多い、ということです。
私はこのニュースレターを、これからライターになりたい人、あるいはライターをはじめて間もない人を想定していましたが、それは見当違いだったかもしれません。
そもそも「ライターになりたいかどうかもわからない」人の方が多いみたいですね。
だからこそ、未経験・異業種からライター+αという働き方を選んだ私が、どうやってその働き方に行き着いたのかを知りたいということなのでしょう。
やりたいことがわからない、好きなことが見つからない人がまず取り組むべきなのは、自分にとっての幸せを定義することです。
最終的にどうなっていたいのか。
仕事や住む場所といったライフスタイルも、そこから逆算して考えましょう。
なぜなら、何を生業としていくかの仕事の問題も、どこに住むかという住の問題も、最終的なゴールを実現するための手段に過ぎないからです。