ロールモデルなんていない。”いいとこどり”しよう
「あなたが書く文章は、簡潔で濃い」
これはFacebookでの近況報告に対して、知人からもらったコメントのひとつです。
つまり、何を言いたいのか。
常にこのことを考えている私にとって、先の感想はうれしく思いました。
文章は好き嫌いがあるものですから、絶対的によいもの、悪いものはありません。
それでもこれからライターをはじめる、あるいはライターを続けていく上で、目指す姿を持っておくのはいいことだと思います。今週は私が影響を受けた(ている)人を紹介します。
文章はゴールを決めてから書く
私は「なんとなく」書き始めることはありません。
文章のボディー、つまり一番長い部分はゴールにあたる「何を言いたいのか」が決まってこそ、どのようなエピソードを盛り込むべきかの判断がつくと考えているからです。
書いているうちに何かが降りてきて、思いがけなかった方向に筆が進むこともあるのかもしれませんが、それは天才の領域ではないでしょうか。
でも、その「何を」が決まらないんだよね。そんな方もいらっしゃると思います。
私もほぼ毎週、このニュースレターで「何を書くか」を決めるのに数日費やしています。
思いついたことや気になっていることをメモしたネタ帳はあるのですが、いざネタ帳を開いて書こうとすると、気分が乗らない。
そんなときは「今はまだ書くタイミングじゃない」と思うことにして、最近あった印象深い出来事の中からニュースレターにつながりそうなことを書くようにしています。
オリジナリティに経験はマスト
キーワードは、最近あった印象深い出来事です。
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- 自分と、とりまく世界を観察する視点
- ジャーナリストに学ぶ簡潔さと説得力
- テクノロジー・世界の流れから自分の方向性を考える
- ロールモデルはいいとこ取りでいい
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