宣言とおり、金継ぎをやってみたよ(進行中)という話
🎙Podcast毎週配信しています:深夜のライター教室
今年の三が日は暗い話題が続きました。とはいえ、必要以上に暗くなる必要はないんじゃないかなと私は思います。支援などできることはやりつつも、自分と家族、周囲の人が元気でいられることに感謝しながら、2024年を楽しく過ごしていきたいですね。
※「書く+αで生きていく。ライターの歩き方」は、横浜出身・天草在住の筆者が地方に移住し未経験からライター業などの複業を営みながら、人生100年時代を楽しく、自分らしく生きるために必要な考え方やスキルアップのヒントなどをお届けしています。
漆が乾くには水分が必要
年末ちらっと書いたように、正月は金継ぎにチャレンジしてみました。
簡単に説明すると、金継ぎとは、陶器の割れや欠けを漆を使って直す技法のことです。
継ぎ目の部分に、金などの金属の粉をまくことから、「金」継ぎと呼ばれています。
今回、金継ぎついて調べてはじめて知ったのは、漆が「乾く」メカニズムは洗濯物が乾くのとはまったく違うということ。
洗濯物が乾くのは、時間が経つにつれて洗濯物に含まれている水分が蒸発するからですよね。
一方、漆には水分が必要です。漆が固まるのは、漆に含まれている酵素が水分と結合するからだといいます。
さらに温度も重要で、気温が低いと固まりにくいとか。湿度も気温も低い冬は、金継ぎ向きとは言えないのかもしれません。
そこで金継ぎは「室」と呼ばれる部屋をつくり、その中で漆を乾燥させるのが一般的なようです。
家庭で金継ぎをするときは、段ボールで代用できるとありました。箱に濡れた布を入れて、湿度を上げます。漆を塗った陶器は、その中で1日〜数日寝かせて、次の工程に進むようです。
ということは、1日でパパッと直るものではないようですね。修復箇所がいくつもある場合は、作業をはじめてから完了までに数週間かかることもめずらしくありません。
なので、最近は瞬間接着剤と漆を混ぜたすぐくっつくものもあるようですが、せっかくなら漆を体験してみようということで、あえて面倒な方をやってみることにしました。
なんとかくっついた。欠けも直る?
今回ははじめてなので、比較的かんたんに直せそうな飯椀にチャレンジしいてみることにしました。割れと欠けがありますが、まずは貼り合わせる割れの修復から。
貼り合わせてから数日して見ると、しっかり固まっていました。割れの修復ができたみたいなので、次は欠けの修復にいきます。
欠けたところは、木の粉を混ぜ合わせて固くつくったペーストで埋めるそう。
うまくできたかはナゾだけど、とりあえず埋まった!!
漆は練っているうちにだんだん黒っぽくなる
今回は「書く」とどんな関係があるのかという話題でしたが、書くとは自分の外側にあることと内側の接点を言語化することでもあります。少しでもキャパを広げていきたいなと思っています。単にやったことがないことをはじめて、ワクワクしているだけかもしれませんが。
つづく
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